児童養護施設
Aさんは、ダウン症のみならず、心房中隔欠損、副鼻腔炎、中耳炎なども患っている女の子でした。最も心配なのは、心房中隔欠損です。心臓の手術を受けなければ命の危険もあったにもかかわらず、母親は手術への同意を無視、電話連絡もつかずに日々が過ぎていき…
担任したダウン症の女の子(Aさん)は当時8歳、小学校3年生でした。右手首には白い横線になった傷跡がありました。母子家庭でした。母親は養護施設にAさんを預けて、面会にも来ず、電話連絡にも応じない状態になっていました。家庭訪問の際には、母親の自宅…
特別支援学校に勤めていたころ、障碍のあるお子様のことをとても大切に育てられていた親御さんのほうが圧倒的に多かったのですが、中にはお子様を捨てるように施設に預けて、音信不通になった親御さんもいました。